新年度が始まって約一カ月。少しずつ新しい環境での生活に慣れてきた頃ではないでしょうか?
同時に、毎年この時期になると話題になるのが「五月病」です。
五月病(ごがつびょう)とは、新入生や新社会人、転勤や転職、部署異動した人などに見られる、新しい環境に適応できないことが原因で起こる精神的な症状の総称のことです。
おもな症状として以下が挙げられます。
◆精神的症状
・なにもやる気が出ない
・気分が落ち込む憂鬱な気分になる
・人と会うのが億劫に感じる
・イライラしたり不安になったりを繰り返す
・会社や学校が近づくにつれて動悸や腹痛などの体調不良が出る
◆身体的症状
・食欲がわかない
・疲れやすい
・身体のダルさが続く
・頭痛や肩こり、めまいがする
・眠れない、朝なかなか起きられない
新しい環境への期待とやる気から4月は何とか乗り切ったものの、5月のゴールデンウィークで緊張の糸が切れ、身体のダルさや落ち込み、イライラが一気に噴き出すため、多くの方がこの時期に発症します。
こういった理由から「五月病」と呼ばれています。
五月病になりやすい人の特徴は、
・几帳面でまじめな人
・完璧主義な人
・感情を抑えて表に出さない人
・何事にも全力で取り組む人
など。頑張りすぎる人ほど五月病になりやすい傾向が。
五月病が肌に与える影響って?
実はそんな五月病は「肌」にも起こっているんです。
肌の調子が崩れるのは、ストレスを感じることでホルモンバランスが乱れ、皮脂の過剰分泌やバリア機能の低下を招いてしまうからなんです。
バリア機能が低下すると外部からの刺激物をブロックできなくなり、肌荒れを起こしてしまいます。特にこの時期は気温の上昇によって皮脂や汗が増えたり、紫外線が急激に強くなったりするので、肌にダメージを与える原因が多くなります。
これらストレスなどの内的要因と5月の気候の外的要因が合わさることで、「肌の五月病」と呼ばれる肌トラブルを引き起こします。
肌の五月病にならないために!~スキンケア篇~
メイク汚れや皮脂が残っていると、肌で酸化し毛穴の詰まりやニキビなどに発展してしまうことも。肌の汚れをきれいに取り除くことは、肌荒れを防ぐだけではなく、その後のスキンケアの効果もアップさせることになるので、丁寧に行いましょう。
刺激の少ない洗顔料を使用しやさしく洗いましょう。洗顔ネットでたっぷりの量を泡立て、“泡”で顔を洗います。ぬるま湯(36℃程度)を使うようにしましょう。
紫外線によるダメージは言うまでもなく、シワやくすみなどあらゆる肌の老化を招いてしまうまさに美肌の敵。体内に徐々に蓄積され、ある日突然シミとなって現れることもあります。
スキンケアで紫外線対策を行う場合は、日焼け止めをメイク前に使用するなどの対策を行いましょう。(化粧下地美容液がおすすめ!)また抗酸化作用の高いアボカドやトマト、大豆製品などの食品やサプリメントを併用するとより効果の高い紫外線対策ができます。
暖かくなり気付きにくいですが、実は五月の梅雨入り前の時期は湿度が低く、知らず知らずのうちに肌が乾燥していることがあるのです。比較的湿度が高い真夏と違って乾燥が進んでしまう五月こそ、保湿ケアを抜かりなく行わなければなりません。乾燥によってバリア機能は低下しトラブルの原因となりますので、丁寧にお手入れを行い、肌をうるおいで満たしてあげましょう。
お肌の五月病にならないために!~日常生活篇~
肌のケアに必要なのは、外側からのケアはもちろんですが、内側からもとっても必要になってくるんです!
きちんとバランスの良い食事を取って、肌にも栄養が行き渡るようにしてあげましょう。美肌におすすめの5月の食べ物をご紹介!
✓5月が旬の食べ物
【野菜・果物】アスパラガス、春キャベツ、グリーンピース、タラの芽、わらび、ゼンマイ、甘夏みかん、グレープフルーツ、さくらんぼ、ビワ、メロン、アセロラ など
【魚介類】アジ、赤貝、生わかめ、かつお、アサリ など
旬の食べ物は栄養価が豊富!旬の時期は比較的安価なので、積極的に摂りましょう♪
肌の生まれ変わりを促す“成長ホルモン”は睡眠中に多く分泌されるため、寝ている間に荒れた肌の機能を回復してくれる効果も期待できます。
成長ホルモンの分泌は徐波睡眠後30分で最大となり、時間帯では午後10時から午前2時に最大になるとされています。俗に言う「お肌のゴールデンタイム」ですね。
しかし、この時間帯は昔の人の生活習慣から導き出した時間帯で、必ずしも現代人に当てはまらないんです。お肌のゴールデンタイムは寝付いた時間によって決まり、一般的に入眠後3時間と言われています。美肌の鍵となる成長ホルモンの分泌に最も大切なのは時間帯ではなく「質の良い深い睡眠」ということなんですね。
◆◇眠りの質をより高めるために◇◆
①食事は就寝の3時間前までにすませる
⇒消化されずに胃に残っていると安眠を妨害してしまいます
②お風呂は就寝の2時間前までに済ませる
⇒ぬるめの湯で全身浴15分~20分
③寝る1時間前はスマホやパソコンの使用はなるべく避ける
⇒寝室は薄暗くして、間接照明などに切り替えればよりGood◎
ぐっすり眠ると肌の水分量やコラーゲン、ヒアルロン酸の量が増え美肌へと導いてくれます。上記を出来ることから実践し、リラックスした環境を作るように心がけてみましょう。
この時期は心も肌も不安定になりやすい時期です。
改めて日々の生活を見直し、心も肌も五月病から救ってあげましょう。
頑張りはほどほどに、ストレスをためないようにしてくださいね。